コンタクトレンズによる障害が急増

『使い捨てコンタクトレンズを使用して2ヵ月たったら日に潰瘍ができてしまった。
原因はコンタクトレンズの装用によるものと眼科医に言われた』(10代・女性)

『コンタクトレンズを量販店で購入し、使い始めから目がゴロゴロし、充血した。
何度か店に行ったが、その都度「慣れないため」などと言われた。
しかし、どうしても見えづらいので眼科に行ったところ、アレルギーなのでコンタクトレンズは勧められないと言われた』(20代・女性)

『ソフトコンタクトレンズを使用していて3ヵ月目に激しい痛みを感じた。
自分では外せないほどの痛みで、眼科で外してもらったところ、レンズが破損していたのが原因で、角膜に傷がついている言われた』(20代・女性)

これらの苦情は、国民生活センターに寄せられたコンタクトレンズ装用者からのものです。

現在、日本全国のコンタクトレンズ装用者は1200万人とも1300万人とも言われ、日本の人口の約1割にもなります。
特にこの数年、装用者は激増しています。
それと平行して、こうした苫情が増えているのです。

もう1つのデータを紹介しましょう。
これは日本眼科医会の平成12年度調査によるもので、コンタクトレンズ装用による眼障害の症例です。

『充血51%、疼痛49・3%、異物感36・8%、かすみ17・8%、流涙15・1%』

また多角的所見として、
『充血46・5%、上皮糜爛37・6%、角膜浸潤19・1%、角膜点状混濁17・8%、角膜浮腫11・7%、角膜潰瘍11・7%』

などがあります。
このデータは日本眼科医会会員の医師に寄せられたもので、眼障害があった患者3517人の内訳です。

糜爛、浸潤、浮腫といった症状は、角膜に付いた種々の傷と考えて大差ないでしょう。
数字で見る限り、コンタクトレンズの装用で眼球に損傷を受ける頻度はかなり高いのです。

「障害を感じた患者の25%は重症で、その内437件が処方側(医師)に問題があり、その中の257件はコンタクト量販店で購入していた患者さんからのものでした」

こう話すのは、東京都内で20年以上前から開業している眼科専門医のAさんです。

要するに、眼障害を起こした60%近い患者は、眼科専門医の診療を受けずにコンタクトレンズを量販店の眼科医に処方してもらってから買ったため、眼障害が起こったとの見解なのです。

 

2013/09/27 コンタクトレンズによる障害が急増 はコメントを受け付けていません。 コンタクトレンズ